11日、F1に先駆けて行われたサポートレース/GP2決勝でブルーノ・セナが乗るマシンがコースに進入してきた犬を跳ねてリタイアするという珍事が発生していたが、イスタンブールのような近代的なサーキットに犬が迷い込むという異例の事態に対して、主催者側は再発防止は保証できないとコメントしている。
「われわれはトラックの安全について真剣に取り組んでおり、問題をふせぐためにFIAのレースディレクターと協力し必要な策を全てとっている。ブルーノ・セナのマシンに起きたアクシデントは残念だ。自己満足とは全く違うが、どんなに努力をしても全ての問題を根絶することは不可能だ」とコメント。
狂犬病などの危険性から獣医チームを編成してサーキット内外を捜索したが、他の野犬は発見されなかったとのことだが……。