ホンダ年央会見…熊本二輪工場をマザー工場に

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ホンダ年央会見…熊本二輪工場をマザー工場に
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ホンダは、国内での二輪車生産で競争力を強化するため、要員効率を2割向上する目標を掲げた。
国内の二輪車生産体制を今年4月に操業開始した熊本新二輪車工場に集約する。

熊本工場は、2009年前半にフル生産体制となる予定で、コミューターから大型バイクまで、約60機種の生産を効率的に行うため、機種の特性に合わせた、効率の高い最適な生産ラインのあり方を、ゼロから発想し構築した。 

様々な最新鋭の設備を導入するとともに、生産量の多いモデルは、ショートプロセス化や自動化を図り、作業効率と柔軟性を高めた3本のメインラインで生産する。

付加価値の高い商品は、15基の「セルライン」を設置し、1台分の組み立て全てを、数人で行う体制とした。セルラインは、高い商品魅力や品質を作り込むことが可能であると同時に、働く人の技術の向上、生産技術の伝承など、人材育成の面でも活用していく。

こうした取り組みにより、既存工場に対して、要員効率を約2割向上するなど、1ドル90円台の為替環境下でも、高い競争力を持つ体制を目指す。今後、世界の二輪車のマザー工場として、新しい商品を生み出す力とし、将来も二輪事業が成長し続ける原動力と位置づけている。

《レスポンス編集部》

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