雨のモナコを制し、栄えあるモナコウィナーに名前を連ねたマクラーレンのルイス・ハミルトン。ポイントリーダーのキミ・ライコネンがノーポイントに終わったのを受けて、ドライバーズチャンピオンシップ単独の首位に立った。
もちろんハミルトンにとって生涯忘れられないレースになったようだ。
「スタートをうまく決めることができ、マシンも調子がよかったから、フェリペにチャレンジできるだろうと確信していた。雨の振り出しと共にウォータースプレーもひどくなっていった。天候がどうなるかは予測不可能だったよ」
「タバココーナーでコースを流れる川に乗ってガードレールに当たってしまったが、幸いパンクだけで済んだよ。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。このような天候においては、とにかくコース上にマシンを留めることが第一。その難しさは言葉では説明できないよ。幸い変更後の作戦がうまく行ったおかげで、レースを自分たちのものにすることができた」
「僕のキャリアのハイライト。僕の人生においても忘れられない日となるだろう」とハミルトン。
モナコGP終了時の順位はハミルトン38ポイント、ライコネン35、マッサ34ポイントとなっている。
