オークネット藤崎社長がMBO

自動車 ビジネス 企業動向

オークネットの藤崎清孝社長は、ポラリスをパートナーとしてオークネットをマネジメント・バイ・アウト(MBO)によって非公開化する。

藤崎社長が100%出資するアイ・ディー・エス・ピーがオークネット株式の公開買付け(TOB)を実施する。オークネットの大株主であるフレックス、オリエントコーポレーション、日本ビジネステレビジョンからはTOBの同意を得ている。

藤崎社長はMBOに当たってみずほ銀行から181億円を限度に資金を調達するほか、藤崎氏が出資するフレックスやオリコなどの大株主がオークネットが実施する第三者割当増資を引き受け、最大で合計57億円を調達する予定。TOB買い付け価格は1株当たり2100円。

オークネットは通信手段を通信衛星からインターネットに移行させるほか、情報流通支援サービス事業を強化するなど、事業構造を転換する。

しかし、事業構造の転換には月額固定料金の変更による大幅な減収が見込まれ、広告宣伝費の増加による収益も悪化するなど、業績が一時的に悪化する見通し。短期的な業績の変動に左右されず、長期的に企業価値向上に取り組みには、非公開化する方が得策と判断、MBOを実施して非公開化する。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る