オークネット藤崎社長がMBO

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オークネットの藤崎清孝社長は、ポラリスをパートナーとしてオークネットをマネジメント・バイ・アウト(MBO)によって非公開化する。

藤崎社長が100%出資するアイ・ディー・エス・ピーがオークネット株式の公開買付け(TOB)を実施する。オークネットの大株主であるフレックス、オリエントコーポレーション、日本ビジネステレビジョンからはTOBの同意を得ている。

藤崎社長はMBOに当たってみずほ銀行から181億円を限度に資金を調達するほか、藤崎氏が出資するフレックスやオリコなどの大株主がオークネットが実施する第三者割当増資を引き受け、最大で合計57億円を調達する予定。TOB買い付け価格は1株当たり2100円。

オークネットは通信手段を通信衛星からインターネットに移行させるほか、情報流通支援サービス事業を強化するなど、事業構造を転換する。

しかし、事業構造の転換には月額固定料金の変更による大幅な減収が見込まれ、広告宣伝費の増加による収益も悪化するなど、業績が一時的に悪化する見通し。短期的な業績の変動に左右されず、長期的に企業価値向上に取り組みには、非公開化する方が得策と判断、MBOを実施して非公開化する。

《編集部》

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