【新聞ウォッチ】交通事故死減少、自殺者増加

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年5月28日付

●NHK81職員勤務中に株、第三者委調査1100円、協力拒否(読売・1面)

●ガソリン170円台確実14.5円出光が指導(読売・2面)

●アフリカ会議きょう開幕(読売・2面)

●車生産5社過去最高4月(読売・8面)

●コレット1台=排出権1トン、日産、政府に寄贈(読売・8面)

●経団連御手洗会長2期目正念場に(朝日・12面))

●車載電池工場宮城に建設へ、トヨタ・松下合弁会社(朝日・13面)

●ベンツ日本社長新理事長に選任、日本自動車輸入組合(産経・8面)

●交通事故死5000人台54年ぶり(産経・29面)

●日産、小型商用車、中国に新工場100億円投じ年産10万台(日経・13面)

●日野自動車リコール1600台(日経・42面)

ひとくちコメント

政府が閣議決定した2008年版の「交通安全白書」によると、07年の交通事故死者数は前年比9.6%減の5744人で、7年連続で減少。交通事故死者数が6000人を割ったのは1953年以来54年ぶりという。27日の各紙夕刊、きょうの産経が取り上げている。

それによると飲酒運転の厳罰化や、白書ではシートベルトの着用者率の向上が死亡事故減少の要因と分析。後部座席でのシートベルト着用の定着が今後の課題と指摘している。

一方、きょうの東京によると、全国で昨年1年間に自殺した人の数が3万人を超える見通しであると報じている。共同通信が集計したものだが「景気の回復にもかかわらず、自殺が一向に減らない深刻な事態」(東京)を示している。

26日には元TBSアナウンサーの川田亜子さんが乗用車内で練炭を使って自殺を図ったとみられるほか、熊本県では家族4人の軽自動車が海に転落したが、一家心中の可能性が強い。交通事故死の減少は喜ばしいことだが、クルマを使った自殺者が増えているのはショッキングである。

《福田俊之》

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