ケンウッド、台湾での著作権侵害訴訟で勝訴の判決

自動車 ビジネス 企業動向

ケンウッドは、台湾の捷電実業有限公司を相手取って台湾板橋地方法院に提訴していた無線機器のアートワーク著作権侵害(プリント基板のコピー)に対する第1審で勝訴したと発表した。

同社は2004年9月、捷電実業社が輸入・販売していた中国の深セン市好易通科技有限公司製の無線機器『TC-268S/368S』が、ケンウッド製無線機器『TK-2107/3107』で使用している4層プリント基板を模倣した著作権侵害に当たる製品と判断し、同製品の販売中止と賠償金20万新台湾ドルと利息(約79万円)の支払いを求める訴状を台湾板橋地方法院簡易法廷に提出した。

その後、訴えは台湾板橋地方法院簡易法廷から台湾板橋地方法院に移送され、専門家による鑑定などを経て2008年2月の第一審判決で捷電実業社および代表者に対し、裁判の対象となった無線トランシーバーを頒布する行為の禁止と、罰金として20万新台湾ドル超の支払いを命じる判決が下され、ケンウッドの全面勝訴となった。

ケンウッドでは、台湾の裁判所が好易通社製のTC-268S/368Sに使用しているプリント基板は、ケンウッドの無線機器TK-2107/310のプリント基板をコピーしたものと認められたことで、台湾国内に加え、世界中で同様に模倣品を製造・販売する企業に対し大きな抑制となると、している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  5. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る