市光工業は、経営体制を強化するとともに役員報酬から年功的要素を減らすため、役員退職慰労金制度の廃止と役員報酬制度の見直すと発表した。
取締役および監査役を対象とする役員退職慰労金制度は、6月27日開催予定の第78回定時株主総会終結時で将来に向けて廃止し、同日までの在任期間にかかる役員退職慰労金を打切り支給とすることを同株主総会に付議する。
任期中の取締役、株主総会で再任された監査役に対する退職慰労金の支給時期については、退任時とする。
また、役員退職慰労金制度の廃止に伴って取締役、監査役の報酬体系を見直すとともに、役員退職慰労金制度が廃止されないとするならば各役員に事業年度毎に算定される退職慰労金相当額を12等分し、これを月次報酬に加算して支給する。
役員報酬の透明性を図るとともに、年功的要素を減少させるのが目的としている。