気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年6月3日付
●社説:鋼材値上げ,車や家電の価格にも波及か(読売・3面)
●「税重く、車売れない」自動車税制改革フォーラムがトークショー(読売・8面)
●日産、新型「ティアナ」発売(朝日・13面)
●タクシー「客離れ」拍車、都内値上げ半年、景気減速が影響(朝日・13面)
●社説:改正道交法、自転車マナー向上も大事(産経・2面)
●新車販売6.1%減、5月暫定税率が影響(産経・9面)
●社説:ガソリン170円、協調して投機と対決を(東京・5面)
●けいざい塾:自動車保有数が減少(東京・8面)
●後席義務化のシートベルト着用促進メーカー快適さ追求(東京・8面)
●四川大地震,日系奮闘、トヨタ効率より安全を優先(東京・9面)
●結いの心:トヨタの足元(5)選別される「勝ち」「負け」(東京・26面)
●自動車輸出、23年ぶり最高、今年度計画700万台、資源国向け拡大(日経・1面)
●自動車、個人株主獲得に力(日経・14面)
ひとくちコメント
「福田総理、あんなバカヤローはいない」---。のっけから過激な発言が飛び交った。日本自動車工業会や日本自動車連盟(JAF)などで組織する「自動車税制改革フォーラム」が、演出家のテリー伊藤さんらを招いてトークショー「ユーザーにも言わせろ! クルマの税金」が2日午後5時から東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた。きょうの読売などが取り上げている。
テリーさんによると「福田総理はガソリンが高くなればクルマが少なくなり環境が良くなると発言したが、今や日本の国力を象徴するのが自動車産業。日本ではクルマに対する税金が9つもあり、自動車ユーザーが過重な税負担を強いられている。国会審議などでは税を取る・使う側の議論ばかりが先行しており、このままではクルマが売れなくなって、日本国も衰退してしまう」と訴えた。
その道路特定財源も「一般財源化」の方針が決定したが、「受益と負担」の原則からみても納得できるものではない。不公平を是正するためにも自動車ユーザーはもっと怒るべきである。