ソリッドグループ、ナカミツ・モータース中村会長が資本参加へ

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ソリッドグループホールディングスは、千葉県でBMW正規ディーラーを運営するナカミツ・モータースの中村義巳会長を引き受け先とする第三者割当による新株を発行すると発表した。ナカミツ・モータースとの提携も交渉する。

ソリッドグループでは、中村氏が自動車関連事業に精通しており、ソリッドグループとの事業シナジー創出や事業・経営に関し、自動車関連事業の経営者としての豊富な知識・経験の活用・経営手腕を発揮してもらえるとの考えから、企業価値の向上に寄与すると判断した。

今後、中村会長から経営に関する助言及び指導、事業に関する助言及び指導、ナカミツグループとソリッドグループの事業シナジーの検討及び構築を骨子とした「基本合意書」を締結し、ソリッドグループの業績の向上に向けて具体的な協議に入る予定。

ソリッドグループは中村会長と、株価の動向にかかわらず6月末日までに新株予約権240個のうち、80個(2000万株分)を行使する取り決めを含む引受契約書を締結する予定だ。

新株予約権1個当たりの付与株式数は25万株。240個の新株予約権が全て行使された場合の株式数は6000万株で、中村会長の出資比率は最大で25%となる。

新株予約権の発行価額は予約権1個当たり11万円で、1株当たりに換算すると0.44円。行使価額は1100万円で1株当たり44円。

ソリッドグループは発行する新株予約権が全て行使された場合、26億6640万円を調達し、このうち発行手数料などを除いた約25億円を運転資金や設備投資に充当する。

《レスポンス編集部》

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