日本精工、ベルトコンベヤ向け高密封軸受を開発---自動車技術を応用

自動車 ニューモデル 新型車
日本精工、ベルトコンベヤ向け高密封軸受を開発---自動車技術を応用
日本精工、ベルトコンベヤ向け高密封軸受を開発---自動車技術を応用 全 1 枚 拡大写真

日本精工は、鉱山用ベルトコンベヤ向けに、低トルクで密封性に優れたシールを採用することで従来より信頼性を向上させた高密封軸受を開発したと発表した。

BRICsを中心とする新興市場の経済成長を背景に、世界的な資源不足で、豪州・南米などで鉱山開発は活況を呈している。これに伴って鉱山機械のフル稼動体制などによる生産性向上のため、鉱山設備の信頼性向上に寄与する軸受需要の拡大が予想される。

同社は、自動車用ハブユニットで実績のあるシールユニット構造をコンベヤローラ軸受に適用し、高密封シールと軸受を一体化することで、雨、泥水、粉塵などの異物が侵入しやすい環境下で低トルクと密封性を両立させた信頼性の高いコンべヤローラ軸受を開発した。

コンベヤローラ用低トルク高密封軸受は、低トルク・長寿命化による省資源化が図れる。同社では新製品により、コンベヤローラ用途で2010年度に年間2億円の売上を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る