日産、クリーンディーゼル車の概要発表

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日産、クリーンディーゼル車の概要発表
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日産自動車は9日、『エクストレイル』に搭載して今年9月に発売するクリーンディーゼルエンジンの概要を発表した。国内で2009年秋に導入されるディーゼルの「ポスト新長期規制」に適合する初の乗用車となる。

このエンジンは仏ルノーと共同開発し、すでに欧州向け車両に搭載している排気量2.0リットルの「M9R」をベースに、日本の最新規制に適合させるため、NOx(窒素酸化物)触媒と高度なエンジン制御システムを採用している。

社内比較では出力が同一レベルの2.5リットルのガソリンエンジンより、30%程度燃費性能(10・15モード)が向上し、CO2(二酸化炭素)の排出量は約2割低減できるという。

当初は「高トルクなど、ディーゼルの良さを活かす」(薄葉洋常務)狙いから、手動変速機(MT)のみの設定とする。このため、国内での販売は限定的となりそうだ。AT仕様については「検討中」(同)としている。

《池原照雄》

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