国際石油開発、キタン油田の商業発見を宣言

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国際石油開発、キタン油田の商業発見を宣言
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国際石油開発帝石ホールディングスは、子会社インペックスチモールシーを通じて参加しているチモール海共同石油開発地域JPDA06-105鉱区でキタン油田が商業開発できる規模の油田である商業発見宣言を行い、当局から開発対象油田(開発エリア)として承認を受けた。

同油田は、3月に試掘井キタン1号井で原油を発見し、引き続き掘削したキタン2号井でも、原油の賦存を確認した。鉱区の権益保有者は、35%の参加権益を保有するインペックスチモールシーのほか、オペレーターで40%の参加権益を保有するイタリアのENI、25%の参加権益を保有するカナダのタリスマン・エナジーで、それぞれオーストラリア現地法人。キタン油田は、オーストラリアの海岸線から約500km、東チモールの海岸線から約170キロに位置する。

鉱区の権益を保有する3社は、キタン油田の開発の検討を進め、今後12か月以内に当局に開発計画の提出する。

国際石油開発グループは、チモール海共同石油開発地域で、JPDA06-105鉱区に加えて、LNG・LPG・コンデンセートの生産プロジェクトのバユ・ウンダンプロジェクト(上流事業および天然ガス輸送・液化事業)に11.27%の権益を保有しており、JPDA03-12鉱区では1998年から2007年までエラン、カカトゥア、カカトゥアノースの各油田で原油を生産していた。これらチモール海共同石油開発地域での事業に加え、チモール海および周辺地域での原油・天然ガスの探鉱開発を今後も進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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