富士重工業(スバル)は17日、7人乗りの新モデル『エクシーガ』を発表、同日から売り出した。発表会見で森郁夫社長は「満を持して、多人数乗り乗用車市場に投入する」と語り、「スバルらしい商品」に仕上がったと自信を示した。
森社長は、同社の主力車種である『レガシィ』のユーザーから「レガシィのような走りのできる多人数乗りへの要望も強かった」と述べ、他メーカー車に乗り換えてしまう自社ユーザーを守る狙いを強調した。
一方で多人数乗りは登録車市場の3割強を占めるだけに、「スバルならではの走りや静粛性を多くの人に感動してもらえるはず」と、新規顧客の開拓にも意欲を示した。
今年はスバルブランド誕生50周年となることから「これからの50年のスタートを切るにふさわしい新モデルになった」ともアピールした。