マヒンドラ、新型SUV「Thar ROXX」発表…インド初のオフロード攻略システム搭載

マヒンドラ Thar ROXX
マヒンドラ Thar ROXX全 3 枚

マヒンドラ&マヒンドラは8月15日、新型SUV『Thar ROXX』をインドで発表した。

Thar ROXXは、マヒンドラの新しいM_GLYDEプラットフォームを採用し、滑らかな乗り心地と精密なハンドリングを追求している。WATT’sリンクサスペンションや高度なショックアブソーバー、セグメント初のハイドロリックリバウンドストッパー(HRS)を搭載し、優れたドライビングダイナミクスを実現する。

エンジンは「G20 TGDI mStallion」と「D22 mHawk」の2種類があり、それぞれ最大トルク380Nmと370Nmを発揮する。トランスミッションは6速MTとアイシン製6速ATの2種類が用意されている。また、35以上の標準安全機能やレベル2のADAS、包括的なESPパッケージを備え、最高のB-NCAP安全評価を目指している。

マヒンドラ Thar ROXXマヒンドラ Thar ROXX

オフロード性能も充実しており、インド初のCrawl Smart AssistとIntelliTurnを搭載。これにより、厳しい地形や狭いターンも容易に攻略できるという。さらに、Gen IIアドベンチャー統計表示、コンパス、ロール&ピッチアルティメーター、ドライブモード(Zip & Zoom)、4XPLORテレインモード(雪、砂、泥)なども採用している。

内装はラグジュアリーで、クラス最高のキャビンルームと2850mmのホイールベース、644リットルの荷物スペースを実現する。パノラマスカイルーフやハーマンカードンの9スピーカーシステム、26.03cmのインフォテインメントとデジタルクラスター、80以上の機能を持つAdrenox、ベンチレーション付きパワーシート、360度サラウンドビューシステムなども装備した。

Thar ROXXは、ムンバイのマヒンドラインディアデザインスタジオ(MIDS)でデザインされ、チェンナイ近郊のマヒンドラリサーチバレー(MRV)でエンジニアリングされ、ナシック工場で製造されている。このSUVは、マヒンドラのグローバルなデザインとエンジニアリングチームの専門知識と革新を体現している。

《森脇稔》

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