三菱商事、マレーシアで海上探鉱鉱区の権益取得

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三菱商事は、マレーシア・サラワク州沖の海上探鉱鉱区SK310を取得し、ニューフィールド・サラワク・マレーシア社、ペトロナス・チャリガリ社とともに、マレーシア国営石油会社ペトロナス社と生産分与契約を締結した。

同鉱区の権益比率はニューフィールド・サラワク・マレーシア社が30%(オペレーター)、ペトロナス・チャリガリ社が40%、三菱商事が30%。

SK310 鉱区内及び近隣鉱区ではすでにガスが発見され生産が開始されており、海上インフラも整備されていることから、三菱商事は同鉱区を、有望な鉱区と見ている。

三菱商事は、マレーシアを液化天然ガス(LNG)事業のコア地域の一つとの考えから積極的に事業展開を図っている。以前からサラワク州で3つのLNG合弁事業に直接・間接的に出資するとともに、マレーシアLNGティガ社向けの原料ガスの開発・生産事業に参画、LNGの生産・販売までのバリューチェーン全体に関与してきた。また、2006年にはLNGの原料ガス調達の強化を図るため、サラワク州沖探鉱鉱区Block 2C に参画、今回取得したSK310鉱区はこれに続く重要な鉱区と位置づけている。

同鉱区で探鉱活動が成功し、ガスが発見された場合は、マレーシアでの天然ガス資源の新規発見により、LNG合弁事業も強化される見込み。

《レスポンス編集部》

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