【新聞ウォッチ】出世欲に乏しい若手サラリーマン急増中

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年6月23日付

●119番足代わり、救急車「予約」「タクシーは高い」(読売・1面)

●サウジ、原油増産意向(読売・1面)

●F1フランスGP トヨタ2年ぶり表彰台トゥルーリ3位入賞(毎日・21面)

●世界企業時価総額、エネルギー上位占める(日経・1面)

●取締役「なりたくない」65% 若手社員の意識に変化(日経・11面)

ひとくちコメント

最近の若手社員の意識が変化していることをあらわしている興味深い調査結果をきょうの日経が取り上げている。

日経とNTTレゾナントが共同で22歳から29歳の若手社員を対象に実施した調査によると、サラリーマンのあこがれだった「取締役」のポストに「なりたくない」との回答が65.7%に達したという。

その理由は「責任を負うのが面倒」が大半を占め、ほかにも「取締役になる年次まで今の会社にいるつもりはない」や「他人をけ落としてまで出世したくない」「株主代表訴訟で敗れれば、多額の賠償金を払わなければならない」「社会的なステータスが下がった」などを上げている。

出世欲に乏しいという世相をよく反映している回答であり、耳の痛い経営者も多いことだろう。一方で、秋葉原の通り魔事件の犯人のように、凶行を犯してまで「目立ちたい」「有名になりたい」という本末転倒の若者もいることも事実。

目立ちたがり屋は、何も若者ばかりではない。筆者の周辺にもブログなどのコラムに本人の顔写真を貼りつけるなど自己顕示欲の強いライターも存在する。ひな人形ならともかく「顔が命」ではないと思うが…。

《福田俊之》

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