米消費者のハイブリッドへの意識

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米消費者のハイブリッドへの意識
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JDパワー&アソシエイツが発表した2008年度の自動車新技術に関する調査結果が発表された。それによると米国の消費者のおよそ4分の3を占める72%が「ハイブリッド車に興味を持っており、次に買う車の候補にあげている」と回答した。

2005年に行われた同様の調査では58%が「興味あり」の回答だった事を考えると、ハイブリッドへの関心は急速に高まっている、といえる。

ただしこの高い関心は、「ハイブリッド車はガソリン車よりも価格が平均で5000ドル高くなる」という事実を示されると急激に落ち込み、今年度の調査でも「それでも興味があり購入対象として考える」と回答したのは46%に留まった。

この結果についてJDパワー社のマイク・マーシャル氏は「消費者はガソリン価格だけではなく環境問題に対する配慮にも敏感になっており、それが今回の高い関心度となって現れたのだろう」と分析する。

しかし一方でクリーンディーゼルへの関心は依然として低く、消費者が従来のディーゼルとクリーンディーゼルの違いをはっきりと認識していない背景などが浮かび上がる。

ハイブリッド以外に、価格を提示される前の段階での消費者の関心が高かった新技術は、ブラインドスポットデテクション(76%)、バックアップアシスト(74%)、ナビゲーションシステム(73%)などだった。価格が提示された後でも関心が高かったのはバックアップアシスト(68%)、アクティブコーナリングヘッドライト(65%)、ワイヤレスコネクティビティシステム(53%)など。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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