昭和電工、小山事業所にアルミニウム新溶解炉を導入

自動車 ビジネス 企業動向
昭和電工、小山事業所にアルミニウム新溶解炉を導入
昭和電工、小山事業所にアルミニウム新溶解炉を導入 全 1 枚 拡大写真

昭和電工は、小山事業所で実施してきたアルミニウム鋳造工場の近代化工事を完了し、竣工式を行った。溶解鋳造設備などの更新により、今後、より高品質のアルミニウム製品を生産するとともに、作業環境の改善や安全性の向上を図る。

小山事業所の溶解鋳造設備は、主に同社がグループ内で消費する中間製品であるビレットを製造する設備。今回、既存の溶解炉をリプレースするとともにビレット評価装置にも最新鋭設備を導入することで、さらに高度化する顧客からの品質要求に今後も対応するとしている。

今回の新鋳造設備の生産能力は年6万トンで、投資額は付帯する設備も含めて総額23億円。また、最新鋭設備による生産効率の向上などによりCO2換算で年間約1万3000tの温室効果ガスが削減できる見込み。

同社はアルミニウム事業を基盤事業と位置づけ、構造改革を進め収益性の向上を目指している。特に、レーザープリンター用シリンダーや自動車・2輪車分野向け材料、コンデンサー用高純度アルミ箔などの競争優位性を持つ事業の拡大と強化を図るとともに、高騰が続くアルミ地金に対応した価格是正を進めるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る