日産自動車は、財団法人大阪国際児童文学館主催の「第25回ニッサン童話と絵本のグランプリ」に協賛、1日から創作童話と絵本の募集を開始すると発表した。
グランプリは、大阪国際児童文学館が、日本初の国際的な児童文学に関する総合センターとしてオープンしたことを記念し、日産自動車の社会貢献活動として1984年5月に開始した。優れた作品や作家を世に輩出し、夢や想像力あふれる童話や絵本を子どもたちに届けるため、アマチュアを対象に、広く一般から創作童話と絵本を募集するもの。
毎年、3000編近い応募作品の中から、童話部門・絵本部門の大賞各1編他入賞作品を選出する。これまでに童話部門の大賞受賞作品が小学4年の国語教科書に採用されたほか、絵本部門の受賞作品が海外のコンクールに出品されるなど、同グランプリの受賞作品は高い評価を受けている。
日産では、優れた作品をより多くの人に楽しんでもらうため、童話と絵本の大賞受賞作品をそれぞれ出版し、全国の公立図書館や事業所近隣の幼稚園などに寄贈している。さらに、同社が主催する子ども向けイベントで絵本の原画を展示するなど、新人作家に作品公開の機会を提供している。
