EV向けインフラの研究開発---三菱商事、東工大など

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EV向けインフラの研究開発---三菱商事、東工大など
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三菱商事は、東京工業大学などと共同で、再生可能エネルギーを利用した電気自動車向けインフラシステムの共同で研究開発すると発表した。

電気自動車は、走行する際にCO2などの排気ガスを排出しないクリーンな乗り物で、地球温暖化防止の観点や、ガソリン価格の高騰などにも直接左右されないため、注目されている。

三菱自動車は、2009年から電気自動車『i MiEV』を市販すると発表している。しかし、普及のためには、電気自動車の駆動源であるリチウムイオン電池などを充電するためのインフラが不可欠だ。

今回、三菱商事などは、太陽光、太陽熱、風力といった再生可能エネルギーを有効に活用した環境負荷の少ない電気自動車の充電システムを共同で開発する。実証は、東工大の大岡山キャンパスに太陽光発電パネル、太陽熱発電機及び充電システムを設置し、すずかけ台キャンパス、田町キャンパスとの間に三菱自動車の電気自動車の試作車を走行させる。

また、電気自動車ユーザーの自宅を想定したコンセプトハウス(高砂)にも太陽光発電パネルを設置し、カーポートで電気自動車を充電し大岡山キャンパスとの間を走行させる予定。コンセプトハウス部分の研究は、アイフルホーム(トステム住宅研究所)が参加する予定。

共同研究開発は、東工大統合研究院のAEM(先進的エネルギーマネジメント)プロジェクト(プロジェクトリーダー:柏木孝夫教授)の展開の一つとして行われるもので、研究期間は7月1日から2010年3月31日まで。研究にはGSユアサパワーサプライも協賛する予定。

《レスポンス編集部》

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