GMがゼロ金利販促でトップ死守…6月米新車販売

自動車 ビジネス 企業動向
GMがゼロ金利販促でトップ死守…6月米新車販売
GMがゼロ金利販促でトップ死守…6月米新車販売 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車が初のトップに躍り出る可能性もと注目されていた6月の米国新車販売は、GM(ゼネラルモーターズ)が7万台余りの差をつけて首位を守った。

各社が発表した同月の販売速報によると、GMは前年同月比8.3%減(営業日数調整後、以下同)の26万5937台と、落ち込み幅を1ケタに抑えた。これに対し、トヨタ(レクサス含む)は11.5%減の19万3234台にとどまり、両社のシェア差も5.6ポイントに開いた。

トヨタはトヨタブランドの乗用車が4.4%増加し、6月としては過去最高になったものの、減産に入っているライトトラックが31.5%もの落ち込みとなった。

GMは首位を守るため、6月24日から30日までの限定でゼロ金利キャンペーンを実施した。車種によってローン金利を最大6年間ゼロにするというもので、不振のライトトラックの処分につなげた。

トヨタは売れ筋の乗用車で在庫不足に陥っているものもある。このため、GMの販売キャンペーンの反動が出る7月以降は、トヨタの車両供給次第によって、両社のシェアが再び接近する可能性もある。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る