日本精工、微細作業を可能にするマニピュレーションを開発

自動車 ビジネス 企業動向
日本精工、微細作業を可能にするマニピュレーションを開発
日本精工、微細作業を可能にするマニピュレーションを開発 全 3 枚 拡大写真

日本精工は、医療・バイオなどの業界向けの細胞操作や微小部品の組立てなどを行うための「マニピュレーションシステム」を開発した。

開発した製品は、微細作業のためのマイクロツールが装着可能な三次元(XYZ)テーブルと顕微鏡などで構成しており、細胞などの微小な試料を操作するもの。同社が軸受など機械要素製品やメカトロ製品の開発を通じて培った精密な位置決め駆動技術に、画像処理などの技術を組み合わせた統合的なメカトロ技術が用いられている。

開発品は、同社が2005年に開発した超微細位置決め装置「ナノポジショナー」の技術を応用しており、回転モータの駆動と圧電素子の駆動により、マイクロツールに広い動作範囲を持たせながら、微細に操作できる。また、最新の画像処理技術を組み合わせることで、微細で高精度な操作が要求される作業の精度と操作性の向上を図るとともに、作業者への負担を軽減する操作を実現した。

システムの1年後の製品化を目指し、7月2 - 4日に東京ビッグサイトで開催される「第7回国際バイオEXPO」にて展示するとともに、バイオ研究支援製品・技術セミナーにて研究発表を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る