市役所にクルマ突入させる 怨恨が動機か

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6月30日午前、大阪府富田林市内にある富田林市役所の本庁舎に乗用車が突入。正面玄関付近を大破させる事件が起きた。警察では威力業務妨害などの容疑で61歳の男を現行犯逮捕している。

大阪府警・富田林署によると、事件が起きたのは6月30日の午前9時10分ごろ。富田林市常盤町付近にある富田林市役所に乗用車が突入。本庁舎の正面玄関を破壊した。

クルマは61歳の男が運転しており、ペットボトルに入った灯油に火を着けて投げようとしたが、これを制止する市職員ともみ合いになった。男は間もなく取り押さえられ、威力業務妨害や建造物損壊の現行犯で逮捕されている。

後の検証で、クルマにはLPガスのボンベ3本や灯油が入ったポリタンクなども積載されていたことが判明。放火された場合にはさらに大きな被害を生み出す可能性もあった。

市側によると、男は同居する女性の介護認定を巡り、市の担当者とトラブルになっており、これまでも職員に対して暴行を加えていたという。警察では報復の意味で突入した可能性も高いとみて、男を厳しく追及、動機の解明を急いでいる。

《石田真一》

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