オリックス自動車は4日、個人向けカーリース商品『いまのりセブン』を7日に発売すると発表した。7年の基本リース期間において「契約後5年が経過していれば、解約金なく乗り替え・返却を可能としたプラン（当社の査定基準を満たす場合）」。業界で初の取り組みという。
近年、乗用車の平均車齢（自動車が新規登録されてからの平均経過年数）は長期化し、2007年3月末には最高齢となる7.09年を記録した。オリックス自動車は、燃料の高騰や環境への意識の高まりにより、今後さらに車の長期使用が進んでいくと考える。このような環境の中、「月々の支払い額を抑えたい」「最後は自分のものにしたい」といった顧客の声が寄せられていることから、ニーズにマッチした本商品を開発したという。
『いまのりセブン』は、基本リース期間を7年にすることによって月々の支払い額を抑え、契約開始から5年経過すれば解約金を支うことなく、いつでも乗り替え・返却が可能。
また、7年のリース期間終了後には返却・譲受けを選ぶことができ、車両を返却する場合は年間リース料の20％をキャッシュバック、譲受けの場合は3回目の車検の基本点検整備費用と名義変更手数料をオリックス自動車が負担する（国産乗用車のみ）。
オリックス自動車では04年より個人向けカーリース事業を展開、『いまのりくん』（契約期間5年、2年経過後から解約金なく乗り換え・返却が可能）や『マイカーリース』（契約期間：3〜5年から選択可能）など、ユーザーのニーズに対応した商品を提供してきた。
『いまのりセブン』の発売にあわせて7月7日から8月31日までキャンペーンを実施する。期間中にウェブサイトで見積依頼をして、8月31日までに成約したユーザーに、ガソリン100リットル分QUOカード（1万8000円）をもれなくプレゼントする。
