ペルーLNGと丸紅、22億5000万ドルの融資契約

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丸紅は、100%子会社のMarubeni LNG Development B.V.社を通じて10%出資するペルーLNG社が、ペルー液化天然ガス(LNG)プロジェクト向けに総額22億5000万ドルから成るプロジェクト・ファイナンスの融資契約に調印したと発表した。

このプロジェクト・ファイナンスは、米州開発銀行、国際金融公社(IFC)、米国輸出入銀行、韓国輸出入銀行、イタリアSACEの銀行団で構成、このうち民間銀行団によって構成されるシンジケーションには、ソシエテ・ジェネラル(フランス)、BBVA(スペイン)、Calyon銀行(フランス)、三井住友銀行、ING(オランダ)、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行などの銀行団が参加している。同時にペルー資本市場からの社債調達に向け手続きも進めている。

ペルーLNG社の実施するプロジェクトは、ペルーの首都リマから南へ約170kmの太平洋沿岸パンパ・メルチョリータ地区で天然ガスを液化・輸出するもので、原料となる天然ガスはペルー内陸部に位置するカミセア・ガス田からペルーLNG社所有のパイプラインで供給する。

総事業費は約38億ドルで、LNG生産量は年間440万t。現在、建設工事は予定通り進捗しており、LNG生産開始は2010年上半期の予定。ペルーLNG社が生産したLNGは全量レプソル社のガス・マーケティング子会社が18年間にわたって購入する。

《レスポンス編集部》

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