住友ゴム工業グループのダンロップファルケンタイヤは、国内市販用タイヤの代理店向け出荷価格を9月1日から値上げすると発表した。
対象商品は夏冬用の国内市販用タイヤ及びチューブ、フラップ。値上げ幅は小型トラック・乗用車用タイヤが5%、トラック・バス用が7%、建設車両用が10%、モーターサイクル用が3 - 10%、チューブ・フラップが10%の値上げとなる。
市販用タイヤの値上げは、今年4月の値上げ実施後も、タイヤ原材料である天然ゴムの価格が依然上昇していることや、石油化学系原材料も同様に高騰が続いているため、同社では生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することは困難で、値上げする、としている。