【マツダ ビアンテ 発表】プレマシー よりも広さを、MPV よりも取り回しのよさを

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ ビアンテ 発表】プレマシー よりも広さを、MPV よりも取り回しのよさを
【マツダ ビアンテ 発表】プレマシー よりも広さを、MPV よりも取り回しのよさを 全 6 枚 拡大写真

競合ひしめくミニバン市場に満を持して投入されたマツダ『ビアンテ』(8日)。他社ライバル勢の存在はもちろんだが、マツダのミニバン・ラインナップの中にもライバルがいる。

『MPV』と『プレマシー』だ。価格帯やサイズのうえでも両者の間を取り持つ存在のビアンテだが、マツダ社内では3車種それぞれのユーザー像をどう区別しているのか。

マツダ・国内営業本部副本部長の西山雷大氏は、「MPVは、ミニバンにある程度の優越感を求める人にニーズがある。プレマシーとビアンテは同じプラットフォームのクルマでもあるが、ビアンテは室内スペースを重視する人、プレマシーは日常の使い勝手を重視する人たちにニーズがあるだろう。ラグジュアリー志向の人はMPV、野球チームを抱えるような、子供さんをたくさん乗せる“多人数乗車志向”にはビアンテ、多人数乗車の機会はさほどないがミニバンを手にしたい人にはプレマシー、となるだろう。乗車する頻度や用途によって自然と別れるはずだ」と語った。

8日に行われた同車発表会では、ターゲット層を「小学生以下のお子様を持つ、20代から40代までのご夫婦」と打ち出したが、同社国内営業本部商品ブランドマーケティング部商品戦略グループアシスタントマネージャーの島村肇氏は、もうひとつの解釈を加えた。

「ビアンテのユーザー年齢層はプレマシーに近いと思う。が、取り回しの良さなどでどちらを選ぶか変わってくるだろう。より取り回しよく、より経済性の良いほうを求める人はプレマシーを選ぶだろう。一方でMPVは、「ミニバンを購入するのがこれで2台目」という人が多い。そういう意味では、ビアンテはミニバンを初めて買おうとしている“ミニバン・ビギナー”をターゲットとして想定しているといえる」。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  2. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  3. 「日本仕様もこのままで!」“2つの顔”を持つ新型トヨタ『カローラクロス』にSNS興奮
  4. 自動車7社決算分析、「稼ぐ力」首位はスズキの11%、2位トヨタを上回る[新聞ウォッチ]
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る