フィアットとBMWが覚書---車台共用&アルファの米国復帰

自動車 ビジネス 企業動向
フィアットとBMWが覚書---車台共用&アルファの米国復帰
フィアットとBMWが覚書---車台共用&アルファの米国復帰 全 4 枚 拡大写真

フィアット・グループ・アウトモービルズ(FGA)とBMWグループは8日、両社で提携関係を模索する覚書に調印した。ブランドとしては、アルファ・ロメオとMINIにおいて協力を検討する。

【画像全4枚】

具体的には部品およびプラットフォームの共用化によるコスト低減の可能性をさぐる。また、アルファ・ロメオの米国市場復帰のため、BMWがFGAをサポートすることも考える。

調印に際し、FGAのセルジオ・マルキオンネCEOは「BMWとの共同作業の可能性模索は、我々の提携ストラテジーの記念すべき一歩。私たちは、業界で評価が高く尊敬を集めるパートナー(BMW)と、互いの競争力を高めるという明確な目標に向かって仕事できることを光栄に思う」とコメントした。

両社は現在これ以上の具体的詳細については公表せず、交渉の結果は年末までに発表する予定としている。

なお一部報道によると、アルファロメオの北米再進出のBMW支援計画については、BMWが現地ディーラーおよびサービス網を提供する案が有力であるという。また、プレミアム・コンパクト市場に喰い込むべくMiToを発表したアルファロメオが、1か月経たぬうちにその最大の仮想敵であるMINIと協調関係をさぐるという、奇妙な巡り合わせとなった。

実現するとアルファロメオにとっては、1986年のフィアット傘下入りのときに次ぐ新たな技術的「血」の導入となる。イタリアの古典的アルフィスタは 「近年のアルファは、限りなくフィアットに近くなってしまった」と嘆く。だが業界地図が激動する今日、アルファロメオとて存続のためあらゆる手段が検討されなければいけないことは確かだろう。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  2. ホンダ『ZR-V』と『シビック』の1万4730台をリコール、座席が保安基準に不適合
  3. 三輪ソーラーEV『スリールオータ』、欧州の型式認定取得…記念モデルを限定30台で国内発売
  4. BYDの軽EV『ラッコ』、発売1週間で741台を販売 東福寺社長「12月末までに1万台に」
  5. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る