死亡ひき逃げでタクシー運転手を逮捕、容疑を否認

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今年4月、東京都北区内の区道で発生した死亡ひき逃げ事件について、警視庁は9日、71歳のタクシー運転手の男が容疑に関係したものと断定し、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑を否認している。

警視庁・交通捜査課によると、問題の事故は今年4月24日の午後6時50分ごろ発生している。北区赤羽南1丁目付近の都道を走行していた56歳男性の運転する原付バイクが乗用車と接触して転倒。男性は路上に投げ出され、この直後に通過したタクシーが男性をはねた。

男性は全身を強打して間もなく死亡。タクシーは男性が着用していたヘルメットを車体底部に挟みこんだままの状態で約500m走行したが、運転していた男はこれを除去し、そのまま逃走していた。

警察では目撃情報などから逃走したタクシーを特定。71歳の男が容疑に関与していたと断定し、9日までに死亡ひき逃げの容疑で逮捕した。最初に接触事故を起こした乗用車を運転していた53歳の女についても、警察は自動車運転過失致死容疑で書類送検する予定だという。

調べに対して男は「路上に落ちていたヘルメットを引っ掛けたことは認める」としながらも、死亡ひき逃げについては「人をはねた覚えはない」などとして、容疑を強固に否認しているようだ。

《石田真一》

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