時効まで半年、ひき逃げ容疑者を逮捕

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2004年1月、埼玉県熊谷市内の国道17号で発生した死亡ひき逃げ事件について、埼玉県警は10日、約4年に渡って逃走を続けていた58歳の男を業務上過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。時効まであと半年に迫っていた。

埼玉県警・熊谷署によると、問題の事件は2004年1月17日の午前0時ごろ発生した。熊谷市新堀付近の国道17号を自転車で走行していた45歳の男性が、後方から進行してきたワゴン車にはねられた。

男性は全身を強打して死亡。クルマはそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、後に容疑車両が判明。このクルマを所有する土木工事会社に勤務していた男の行方が事故直後からわからなくなっており、警察ではこの男が事故を起こしたものと断定。ひき逃げ容疑で行方を追っていた。

警察では男の交友関係を地道に調べ上げ、立ち寄り先などでの張り込みを行っていたが、10日に発見。ひき逃げ容疑で逮捕した。

業務上過失致死の時効は5年で、時効成立まであと半年を残しての逮捕となった。警察では男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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