スウェーデンのボルボ・カーズは「あなたの『C30』をデザインしよう」コンテストを開催、スウェーデンのエンジニア、マリー・カールソンさんの“ドリームパターン”ウィード（雑草）が大賞を獲得した。
コンテストはC30の粘着フィルムによる「パターン外装」仕様のプロモーションとして開催された。コンテストの課題は、環境をテーマにC30をカスタマイズすること。応募者は、あらかじめ設定された20種類の塗装パターン（模様）から一つを選び、装備や内装を設定し、スローガンを添える。
4月中旬から5月末まで作品が募集され、約6000点の応募があった。これらは1次選考で70作品に絞られ、さらに最終選考に5作品が残った。
マリーは黒地に白柄のウィードパターンを選択、メイプルレッド・メタリックのボディキットを装着、室内表皮に「クォーツ」、パネルに「バーチャルホワイト」を設定した。エンジンはE85バイオエタノールでも稼動するフレキシフューエルを搭載、エコカーとして認められる。
マリーは現在、車を所有しておらず、ボーイフレンドといっしょに探し始めたところだったという。彼女自身がデザインした、ドリームパターン・ウィードを施した「C30 1.8F」が彼女には送られることになっている。車は現在、制作中で、夏が過ぎた頃に彼女は生まれて初めて自動車オーナーとなる。
なおC30の「パターン外装」はスウェーデンとフィンランド市場で設定されており、今後、設定される市場は拡大する予定。ボルボの資料だと、日本は検討中の国々の筆頭にあげられている。
