ジーエス・ユアサ・インターナショナルは、タイの自動車最大手のサイアムモータースグループと提携、バッテリー式フォークリフト用鉛蓄電池を製造する合弁会社を設立したと発表した。
合弁会社は「GSユアサ・サイアム・インダストリー」で、資本金は1億5000万バーツ(約5億円)。GSユアサが60%、サイアムが40%出資した。
GSユアサはバッテリー式フォークリフト用鉛蓄電池を日本以外に中国、オーストラリアで製造・販売している。ここ数年、アジアでの需要が急激に伸びているいため、これに対応してタイにアジア向けの製造拠点を設ける。
新会社は、来春からバッテリー式フォークリフト約8000台分に相当する年間約20万セルを製造。2013年には40万セルを生産する計画だ。