アイシン・コムクルーズ、自動車組み込みソフトウェアを大学と共同研究

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アイシン精機グループのアイシン・コムクルーズは、福岡県北九州市の学術研究都市に「福岡開発センター北九州研究所」を開設したと発表した。

アイシン・コムクルーズは、組み込み用ソフトウェア開発専門会社として、2007年2月にアイシン・エンジニアリング、アイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュの3社が出資して設立した。

北九州研究所は北九州市若松区の技術開発交流センターに設ける。人員は初年度が若干名でスタートし、将来的に拡充する。

自動車制御などで使用される組み込み用ソフトウェアは、製品のシステム化・統合化の進展とともに重要性が高まっており、より高度な技術と高い信頼性が求められている。同社でもこれらの技術開発に対応するための体制整備が急務となっている。

今回、北九州市に研究拠点を開設するのは、福岡県の「北部九州自動車150万台生産拠点推進構想」、北九州市の「カーエレクトロ二クス拠点構想」など、産・官・学が一体となった取り組みによって、環境の整備、人材育成が行われており、大学との共同研究・優秀な人材の確保・育成が可能と判断したため。

北九州研究所では、大学との共同研究などを行い、自動車の制御・ソフトウェアに関する先進技術の研究に取り組む。また、FAISカー・エレクトロニクスセンターをはじめ、北部九州で行われる高度専門技術者を育成するための活動にも参画する。

《レスポンス編集部》

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