本田技研工業は17日、『フィット』のエンジン制御コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2007年10月9日 - 2008年6月13日に製作された2万1177台。
排気管の触媒コンバータの劣化を検知するエンジン制御コンピュータプログラムが不適切なため、劣化検知中に触媒コンバータの酸素濃度が過剰になり、排出ガス中の窒素酸化物が増加し、保安基準を超えるおそれがある。
全車両、エンジン制御コンピュータのプログラムを修正する。不具合発生はなく、社内試験でわかった。事故は起きていない。