日産トレーディングは17日、ルノー『ラグナ2.0』、「ラグナ2.0ワゴン」、「ラグナ3.0」、「ラグナ3.0ワゴン」のシフトコントロールケーブルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1998年6月8日 - 2004年5月27日に製作された584台。
ギアセレクターレバーとシフトコントロールケーブルの連結部の強度が不足しているため、シフト操作を繰り返すと連結部が摩耗し、レバーからシフトコントロールケーブルが外れ、シフト操作ができなくなり走行不能になるおそれがある。
全車両、ギアセレクターレバーとシフトコントロールケーブルを対策品と交換する。
不具合発生件数は2件で、国土交通省の指摘でわかった。事故は起きていない。
2005年6月2日に届け出たリコールの対象車両を拡大したもの。