住友ベークライト、絶縁用エポキシ粉体塗料などを再値上げへ

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住友ベークライトは、電気絶縁用エポキシ粉体塗料と電子電気部品用液状エポキシ樹脂の再値上げを顧客に対して申し入れると発表した。

値上げは、8月1日出荷分からで、スミライトレジンECPが1kg40円以上、スミマックECRが1kg30円以上、スミマックECHが1kg13円以上の値上げを要請する。

電子部品・モーターなどの絶縁外装材であるエポキシ粉体塗料「スミライトレジンECP」、リレー・コンデンサなどの絶縁封止に用いられる液状エポキシ樹脂「スミマックECR/ECH」は、2004年以来、主原料であるエポキシ樹脂や硬化剤・充填材などの度重なる大幅値上を受けて、数度の価格改定を実施してきた。

しかし今年に入ってから、原油及び国産ナフサの高騰などによる原料コスト、ユーテリィティコスト、物流コストなどの上昇を背景に、同社が購入するエポキシ樹脂、硬化剤及び充填材などの各種原料は、大幅かつ度重なる値上げを余儀なくされている状況としている。

同社では、自社内にてこれらの吸収するため、努力を重ねてきたものの、吸収の限界を超えており、原料を確保し製品の安定供給を継続するためには、これを受け入れざるを得ない状況となったため、値上げを顧客に対して申し入れることにした。

《レスポンス編集部》

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