AC駆動方式を採用した190tダンプトラック---日立建機

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AC駆動方式を採用した190tダンプトラック---日立建機
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日立建機は、190トンクラスの「EH3500AC IIリジッドダンプトラック」(定格積載質量185トン)を9月1日から世界の大規模鉱山向けに発売すると発表した。

EH3500AC IIは、新幹線などの鉄道車両で使われているインバータ技術をベースとした日立製作所製の最新IGBTを搭載したAC駆動方式を採用している。また、エンジンは米国のEPA(環境保護局)排出ガス2次規制に適合しているなど、全世界に供給可能な製品として開発した。

AC駆動方式のダンプトラックは、エンジンで発電機を駆動し、その電気をインバータなどの制御機器で制御した後、交流(AC)モータを駆動し走行するという方式を採っている。

この方式は、従来の機械駆動式ダンプトラックに比べると、トランスミッションやデファレンシャルギヤなどの機械装置と、その潤滑油類が不要であることから、維持費の低減が図れる。

また、従来の直流(DC)モータ駆動式ダンプトラックに比べると、ブラシレス走行モータの採用により補修費の低減が図れるほか、IGBTインバータシステムの採用により、より強力な電気ブレーキ力が発揮できるという特長があるため、世界の鉱山で近年急速に評価を高めている。

《レスポンス編集部》

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