自動車整備、売上高6年ぶり減…新車低迷でディーラー大幅減

自動車 ビジネス 企業動向
自動車整備、売上高6年ぶり減…新車低迷でディーラー大幅減
自動車整備、売上高6年ぶり減…新車低迷でディーラー大幅減 全 1 枚 拡大写真

国土交通省が23日まとめた2007年度自動車分解整備業実態調査結果によると、5年連続で増加していた総整備売上高は、前年度比2.3%減の5兆9524億円となり、6年ぶりに減少した。

2003年度以降4年連続プラスを維持し、売上高回復をけん引していたディーラーが6.6%減と大幅な減少に転じ、専業者などその他の業態は前年度比プラスを維持したものの、ディーラーのマイナスを埋めきれなかった。

ディーラーの売上げ減少は、新車販売台数の減少が要因と見られている。

作業内容別では、「車検整備」が0.8%減、「事故整備」が9.3%減、「その他整備」が1.0%減で、「定期点検整備」は6.3%増となった。

専業・兼業事業者は車検整備の割合が高く、ディーラーはその他整備の割合が最も高い。

昨年6月末現在の事業場数は、前年比0.04%減の8万9203事業場で、整備関係従業員数は1.9%増の54万9464人。

整備要員数は38万9370人(前年度比0.3%減)で、うち整備士数は33万4744人(0.8%増)。整備要員数に対する整備士数の割合(整備士保有率)は、86.0%で前年度より1ポイント増加した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る