東京海上グループ、米国保険会社フィラデルフィアを買収

自動車 ビジネス 企業動向

東京海上ホールディングスは、子会社である東京海上日動火災保険を通じ、米国の損害保険グループのフィラデルフィア・コンソリデイティッド社及び傘下の損害保険会社を買収すると発表した。買収は、友好的なもので、フィラデルフィア社はの取締役会は賛同している。

東京海上グループは、世界トップクラスの保険グループを目指し、海外保険事業の規模・収益の拡大を中長期の成長戦略の牽引役と位置づけ、自力での成長に加え、M&Aによる取り組みを強化している。従来からのアジア、ブラジルなどの新興市場での買収に加え、今年3月には英国ロイズ「キルン社」買収を通じロイズ市場に参入するとともに、次の重要課題として世界最大の保険市場である米国市場での本格展開を検討してきた。

東京海上では、フィラデルフィア社が米国損害保険業界の中でも屈指の優良保険会社であると判断、買収することで、英国ロイズ「キルン社」の買収と合わせ、米国・ロンドン両主要損害保険市場に布石を打ち、海外保険事業の収益の飛躍的拡大を目指す。

買収金額は47億500万ドル(約4987億円)で、日本の金融機関による外資系企業の買収では過去最大規模となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る