三井化学、シンガポール工場でタフマーの増設工事を開始

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三井化学は、連結子会社である三井エラストマーズシンガポール社(MELS)がタフマー(αオレフィン共重合体)の増設プラントの起工式を行ったと発表した。

式典には、シンガポール経済開発庁エネルギー、化学、エンジニアリングサービス部門のジュリアン・ホー局長や関係者が出席した。

MELSは、タフマーの生産設備を増設、生産能力を従来の2倍となる年産20万トンに引き上げる計画だ。増設する設備は2009年12月に増設工事が完了し、2010年3月から稼動する予定。総投資額は約190億円。

タフマーは柔軟かつ軽量な樹脂で、ポリエチレンやポリプロピレンなど熱可塑性汎用樹脂にブレンドすることで自動車用バンパーなど成型品の耐衝撃性、包装材のシール性や強度を飛躍的に向上させる機能性付与材として、自動車、産業材、包装材の各分野で利用されている。

増設プラント完成後は、日本国内(市原工場)と合わせて、同社グループのタフマー生産能力は年産25万tとなる。

《レスポンス編集部》

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