ローム、沖電気の半導体子会社買収で最終合意

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ロームは、沖電気工業の半導体子会社を買収することで最終合意し、正式に契約を締結したと発表した。ロームが買収するのはOKIセミコンダクタ。今年5月にロームと沖電気が基本合意したが、今回10月1日でロームがOKIセミコンダクタを買収する契約を結んだ。

ロームでは、OKIセミコンダクタの半導体事業は、ロームが取り扱う製品との重複が比較的少なく、相互補完による相乗効果が期待できるほか、半導体事業の双方の売上および収益性の一層の向上が図れると判断したとしている。

具体的には、半導体事業の強みである低消費電力技術・高耐圧技術・デジアナ混載技術・小型実装技術などを活かした競争優位性のある製品については、そのノウハウを長年にわたり蓄積してきた半導体事業のファブを最大限活用する一方、システムLSI・ロジックLSIをはじめ比較的新しい製品で外部のファンダリに依存しているものについては、ロームの最先端製造プロセスを活用するなどの施策を通じて、両者の強みを活かした積極的なシナジー効果を追求する。

また、販売面でも、両者の国内外の営業ネットワークや技術・品質サポートネットワークを最大限活用することで、販売力の強化も図れるとしている。

《レスポンス編集部》

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