富士フイルム、国内主要6工場で天然ガス導入完了…16万トンのCO2を削減

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富士フイルム、国内主要6工場で天然ガス導入完了…16万トンのCO2を削減
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富士フイルムは、生産子会社である富士フイルムオプトマテリアルズで使用するエネルギーを重油から転換し、天然ガスを利用した高効率タービン型コージェネレーション設備を8月1日より稼働開始すると発表した。

今回導入する天然ガスコージェネレーション設備は、1万7000kWの高効率ガスタービン型の設備で、エネルギー供給は新日本石油に全面委託したBOO(Build Own Operate)方式を採用することで、エネルギー調達コストの低減と設備のオフバランス化を図った。

富士フイルムでは、エネルギー使用量の多い国内の化学系主要6工場について、2003年から順次天然ガスコージェネレーション設備の導入を進めてきた。

今回の富士フイルムオプトマテリアルズでの設備運転開始により、6工場全てに天然ガスの導入が完了し、これによって2009年度のグループ全体におけるCO2削減効果は、重油を使用し続けた場合のCO2排出量と比較して約27%減に相当する16万t強となる見込みとしている。

富士フイルムでは、今後も6工場での天然ガス利用率をアップさせるとともに、太陽光発電をはじめとするクリーンエネルギーによる電力利用もさらに進めていくとしている。

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