ホンダが発表した2008年上半期（1 - 6月）の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は、前年同期比1.6％増の198万7490台となり、10年連続で過去最高となった。
国内生産は同11.4％減の59万8517台と、2ケタのマイナスで、2年ぶりにマイナスとなった。軽自動車の国内販売が低迷しているのに加え、現地生産化で輸出が減少しているのが主因だ。
国内販売は同3.1％増の33万1690台と、6年ぶりにプラスとなった。『フィット』が好調なため。軽自動車は同10.2％減だった。
輸出は同5.4％減の32万1050台と低迷した。前年割れは7年ぶり。北米向けが不振だったほか、欧州向け、その他地域向けは現地生産シフトなどでマイナスとなった。
海外生産は同8.5％増の138万8973台と好調で過去最高となった。米国は同1.7％減となったものの、欧州が同8.2％増、アジアが中国などが好調で同17.1％増となったほか、その他地域が同59.9％増と急増した。
