三菱電線、生産体制を再編…国内3拠点を閉鎖

自動車 ビジネス 企業動向

三菱電線工業は、グループ電装部品事業の国内拠点を再編すると発表した。

具体的には、自動車用コネクタ(成形品)の国内生産拠点については、主管工場である茅野工場を2009年3月を目途に閉鎖した上で、その機能を熊谷製作所内および埼玉県にある子会社の菱星テクノパーツ内に移転する。

また、トラック・建機用ハーネスの国内生産拠点は、主管工場である泉崎工場を2009年9月を目途に閉鎖した上で、機能を山形県にある子会社の山形レックス内に移転するとともに、海外生産品の受入・検査・配送機能については、熊谷製作所周辺地区に移転する。

同時に、電装部品の開発・設計機能拠点である練馬事務所は、2009年3月を目途に廃止して、その機能を熊谷製作所内に移転する。

同社グループでは、電装部品事業の抜本的な収益改善のため進めてきた海外での量産体制の整備がほぼ確立されたことから、今後は国内で同事業の生産・開発体制の強化、物流コストの削減を図るため、国内生産体制を再編する。

現在、同社グループでの電装部品事業の国内拠点は各地に分散しているが、同社の電線ケーブルの主力工場でもある熊谷製作所を中心とした埼玉周辺地区に経営資源を集約、生産・開発体制の強化とスピードアップを図るとともに、物流体制の効率化を推進する。

《レスポンス編集部》

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