大雨で冠水、幼稚園バスが立ち往生

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28日午後、京都府向日市内の府道で、大雨によって立体交差トンネルが冠水し、幼稚園の送迎バスと乗用車1台が身動きが取れなくなり、その場で立ち往生した。2台に乗っていた8人にケガはなかった。

京都府警・向日町署によると、トラブルが発生したのは28日の午後1時40分ごろ。向日市森本町前田付近の府道を通り掛った人から「立体交差トンネルが冠水し、クルマ数台が取り残されている」という内容の通報が寄せられた。

トンネルに取り残されたのは、幼稚園の送迎バスと乗用車1台。乗用車に乗っていた女性は同乗の乳児を連れて自力で車外に脱出したが、送迎バスに乗っていた園児を含む8人は自力脱出が困難だったことから、地元消防が救助を実施。歩道とバスの間にハシゴを渡し、8人を救出した。ケガはなかった。

現場はJR東海道線の下を通る立体交差。当時は約1.5mの高さまで冠水していたという。通常、水位が5cmに達した段階で警報が鳴り、15cmで閉鎖するようになっているが、この日は警報が鳴動しなかった。警察では道路管理者からも事情を聞いている。

《石田真一》

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