気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年8月4日付
●改造内閣の経済課題、温室ガスの削減焦点、国際交渉加速、問われる「外交力」(読売・7面)
●トヨタ2位F1GP最高位タイ(読売・19面)
●東京ビッグサイト、エスカレーター逆走(毎日・1面)
●トヨタがタイで植樹(毎日・28面)
●原油高、夏の海外旅行大幅減、安近短二極化 高額(産経・1面)
●トレーラー炎上、首都高通行止め(産経・29面)
●内閣「支持」38%に上昇、政党支持率 自民37%、民主33%(日経・1面)
●自転車専用道を集中整備、国交省方針(日経・3面)
●三菱自、経営再建の歩み説明、全社員にDVD配布、家族と視聴、一体感(日経・11面)
ひとくちコメント
8月1日に組閣を断行し、新体制を発足させた福田改造内閣。各紙が改造直後に実施した緊急全国世論調査の結果が出そろった。
それによると、福田改造内閣の支持率は読売が41.3%(前回7月の調査は26.6%)に好転したのをはじめ、日経も38%に上昇した。さらに、東京などが取り上げている共同通信の支持率調査では31.5%と前回の7月調査から4.7ポイントもアップした。
しかし、毎日は前回よりも3ポイント増加したものの、25%に止まったほか、朝日は24%とまったくの横ばいだった。高水準の読売(41%)と低水準の朝日(24%)とは17ポイントの大きな差がある。各紙とも読者層が異なるため、単純比較はできないが、内閣改造で福田首相に対する評価に大きなブレがあることがわかった。
福田改造内閣の緊急課題は言うまでもなく、原油、食料価格の高騰や景気減速に対応するための経済対策。その主要閣僚に民間からの起用が見送られたのは残念でならない。