BMWグループ第2四半期決算…大幅減益

自動車 ビジネス 企業動向
BMWグループ第2四半期決算…大幅減益
BMWグループ第2四半期決算…大幅減益 全 1 枚 拡大写真

BMWグループの2008年第2四半期(4 - 6月期)の収益は、第2四半期のグループ売上高は、前年同期比0.9%減の145億5200万ユーロと減収となった。

米国市場の思わしくない展開の結果、残余資産価値リスクや不良債権として認められている経費が上昇したことで、大幅減益となった。BMW、MINI、ロールスロイス・ブランドの総販売台数は同4.0%増の41万3087台と順調だったものの、為替レートの変動が影響した。

収益では、米国市場で中古車の残存価格リスクや不良債権への対策・処置に必要な費用約4億ユーロの計上や従業員総数削減対策1億700万ユーロを計上したことなどから大幅減益となった。

金利税引前利益(EBIT)は同58.3%減の4億2500万ユーロ。税引前利益は6億200万ユーロ、同43.5%減となり、純利益は32.7%減の5億700万ユーロだった。

上半期売上高は、同4.5%増の278億3700万ユーロと増収を保っている。為替レートの影響を除外すると、売上高は同9.9%増となる。金利税引前利益(EBIT)は12億5200万ユーロと同35.2%減で、税引前利益は12億4300万ユーロ、同35.2%減となり、前年度を下回った。

前年度上半期に計上された税引前利益には、航空機エンジンメーカーのロールスロイス社株の他社株転換債を換算した6100万ユーロの一時利益が含まれていた。グループの純利益は同25.8%減の9億9400万ユーロだった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る