【神尾寿のアンプラグド特別編】iPhone 3Gが扉を開けた!? 国内携帯市場のボーダレス化(前編)

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【神尾寿のアンプラグド特別編】iPhone 3Gが扉を開けた!? 国内携帯市場のボーダレス化(前編)
【神尾寿のアンプラグド特別編】iPhone 3Gが扉を開けた!? 国内携帯市場のボーダレス化(前編) 全 8 枚 拡大写真

日本は携帯電話市場は、インフラにおいて先進国でありながら、端末市場においては閉鎖性が高く、国際競争の“蚊帳の外”で発展・成長してきた。特に1999年のiモード登場後は、キャリア(携帯電話会社)の市場牽引力が強くなり、通信サービスと流通チャネルで主導権を握るだけでなく、端末開発やコンテンツプラットフォームの分野でも支配的な力をふるうようになった。

【画像全8枚】

これは日本の携帯電話ビジネスに高付加価値・高収益のモデルを構築し、国内市場の成長に寄与した一方で、海外市場との乖離を深める要因になった。

国内キャリア同士が海外市場との連動性を意識することなく、“キャリア独自”かつ“国内市場限定”の機能やサービスで競争を繰り広げたことで、日本の携帯電話端末や各種サービス・コンテンツはグローバル市場での汎用性や発展性を著しく損なわれることになってしまった。日本の携帯電話業界は、未だに国内市場の発展・成長に強く依存する「パラダイス鎖国」に中にある。

しかし、そのような中で、グローバルなビジネスモデルを持つ海外メーカーの「日本進出」がじわりと進み始めている。

なかでも最も注目されたのが、米アップルの『iPhone 3G』であるが、それ以外にもフィンランドのNokia(ノキア)、韓国のサムスン電子やLG電子、中国のHuawei(ファーウェイ)など日本市場に食指をのばす海外メーカーは多い。一方で、日本でトップシェアを誇る端末メーカーのシャープは、中国市場を皮切りに海外市場に打って出る方針だ。ここにきて日本の携帯電話市場を取りまく状況は、急速にボーダレス化の色が強くなってきている。

そこで今回のアンプラグドは特別編として、携帯電話市場のボーダレス化にフォーカスする。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 続きを読む

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノート』フルモデルチェンジへ、日産復活の切り札となるか?…土曜ニュースランキング
  2. マツダ『RX-7』後継は2027年前後か、ロータリースポーツ復活に現実味
  3. 今も色褪せない、スズキ『ジムニー1000』の魅力【懐かしのカーカタログ】
  4. 日産『ノート』リコール36台、走行不能のおそれ
  5. プジョーとシトロエンの4車種3292台をリコール 火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 2107馬力のハイパーEV、リマック『ネヴェーラR』に「ファウンダーズエディション」…特別な顧客向けの10台は発表前に完売
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. なぜ?テスラ・BYD・ハイブリッドを選ぶのか、日本の BEV ユーザーのリアル…国際経済研究所 小林浩氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る