三菱自動車など、リチウムイオン電池の量産ラインを新設

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三菱自動車など、リチウムイオン電池の量産ラインを新設
三菱自動車など、リチウムイオン電池の量産ラインを新設 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車、GSユアサ・パワーサプライ、三菱商事の3社は、2007年12月に設立した大型リチウムイオン電池の開発・製造・販売合弁会社のリチウムエナジー・ジャパンが、滋賀県草津市内に新工場の用地・建屋を確保し、量産ラインの整備を開始したと発表した。

3社は将来的な増産を見込んで新工場予定地を探していたが、GSユアサが2008年7月31日に滋賀県草津市に工場の用地と建屋の取得を完了した。リチウムエナジー・ジャパンがこれを借り受けて、量産ラインを整備する。

2008年度中にすべての設備を敷設し、量産設備の試験稼働を完了して、2009年度初頭から電気自動車用リチウムイオン電池「LEV50(セル容量=50Ah)」を年20万セル(約40MWh)、三菱自動車製の電気自動車『i MiEV』2000台分相当を生産する計画。

また、工場で量産するセル容量50Ahのような大容量リチウムイオン電池は競合が少ないことから、自動車用途および一般産業用途を問わず国内外から引き合いが非常におう盛な状況で、量産開始後早期に5倍程度まで生産能力を上げるのに加え、引き合いのある各社の要望に対応できるようスピーディー、継続的な設備増強を行う。

《レスポンス編集部》

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