【新聞ウォッチ】高速道料金下げ検討、でも夏休みは間に合わず

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年8月7日付

●景気後退入り濃厚、6月一致指数1.6ポイント悪化(読売・1面)

●高速道路の割引拡大、総合経済対策、中小企業融資も拡充(読売・2面)

●値上げの夏、ガソリン最高値、車、しばらく我慢(読売・8面)

●燃料高騰で注目「買う」から「共有」カーシェアに「乗り換え」(朝日・29面)

●軽キャンピングカー快走(朝日・33面)

●三菱自、車載リチウムイオン電池、来年春に量産体制(毎日・10面)

●日産が実験用の電気自動車公開(毎日・10面)

●ANA、11路線廃止・減便(毎日・10面)

●暗転日本経済、開発投資抑えるトヨタ あえぐ東海の下請け(毎日・11面)

●ガソリン来月値下げ?、原油2割下落(産経・7面)

●ロシア工場稼働延期、スズキ、軟弱地盤で調査必要(東京・8面)

●「軽」保有台数最多を更新(東京・8面)

●昭和シェル石油社長に新井常務(東京・9面)

●7月の新車販売「ワゴンR」首位守る(日経・13面)

ひとくちコメント

政府が今年度予算を前倒しして取り組む総合経済対策の概要をきょうの各紙が報じている。それによると、原油高による負担緩和のための高速道路料金の引き下げや、中小企業を対象にした信用保証枠の拡大などが柱となっている。

高速道路の深夜割引は、すでに東名や名神などの主要な高速道路で実施しているが、割引率の上乗せなどを検討するという。物流コストの軽減のほか、旅行やレジャー需要を掘り起こす狙いもあるようだ。

また、きょうの産経によると、7月中旬以降の原油価格の下落で「9月のガソリン価格は値下げに転じる公算が大きい」という。高速道路やガソリン価格の値下げは自動車ユーザーにとっては朗報だが、ただ割引幅や実施時期を決めるのはまだまだ先のこと。

明治安田生命の調査では、今年の夏休みは行楽を取りやめ「自宅でゆっくり」と答えた人の割合が73.5%もあったそうだ。道路特定財源の「暫定税率」復活で5月のGWも遠出をあきらめた人が多かった。政府の後手後手の対応でマイカー族のストレスは増加するばかりである。

《福田俊之》

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